沈黙の赤い花                                それは変わることを恐れた魔女と氷の王子と呼ばれた王子のお話
第一章 世界からその存在を拒絶された魔女の話


NO.001 白き魔女になった時NO.002 魔女の常識論NO.003 十三姉妹?
NO.004 取り残された森NO.005 ドレスと仮装NO.006 夜空の星屑
NO.007 過去の懺悔からNO.008 魔女の試練NO.009 黄昏の妙薬
NO.010 地獄と言う名の悪夢NO.011 樵の老人と魔女NO.012 憎しみに染まる瞳
NO.013 赤く染まる首狩草NO.014 伝説〜レジェント〜NO.015 千鳥の鳴く頃に
NO.016 第一次試練終了NO.017 本当の物語が始まる時
第二章 過去の楔が今も忘れられない魔女の話


NO.018 城からの招待状NO.019 愚かな世界へNO.020 白き魔女として
NO.021 初代白き魔女の決意NO.022 嫉妬と在らぬ誤解NO.023 寛容な心持ち
NO.024 異端者の結果論NO.025 正義と絶対悪の対立NO.026 黄金の椅子に座る魔女
NO.027 病み上がりな彼女NO.028 地下室と古びた日記NO.029 望まずも計られり
NO.030 白き魔女の誕生秘話NO.031 一つの物語の終わりかた
第三章 結局厄介事から逃れられない魔女の話


NO.032 雪舞う景色NO.033 剣士が捧げる思い出NO.034 従える君主は君だけ
NO.035 乱入者登場!NO.036 狡猾な彼女は策士NO.037 生きとし生ける者の宴
NO.038 迷子の白き魔女NO.039 頭を垂れた王子様NO.040 魔女の道化役者
NO.041 不思議なお茶会NO.042 思ひ出ぽろぽろNO.043 世界の綻び方
第四章 善と悪の境で未来を決める魔女の話


NO.044 歪んだ国王の企みNO.045 黒き魔女の企みNO.046 危険な世の中
NO.047 君の笑顔が見たいからNO.048 優しい思い出NO.049 過去の離別と
NO.050 追憶の欠片たちNO.051 死者に託された願いNO.052 追い迫る選択
NO.053 隠し扉に続く迷宮NO.054 絵画が語る真実NO.055 それを罪と語るには重すぎる
NO.056 紅色に染まる魔女の詩NO.057 苦悩する王子の選択NO.058 終焉の光
NO.059 おかえりなさい
第五章 愛していると囁かれた魔女の話


NO.060 新たなる道NO.061 魔女の助言NO.062 君の選んだ未来





人物設定
□フィオーレ
【第一章一話】から登場
本編の主人公。「異端者」はすべて「魔女」と呼ばれ虐げられる時代に生まれた主人公。性別は女です。
大事な物は老婆にもらった白いマフラー。特技は薬草を駆使し薬を作ること。
昔は名も知れぬ小さな国の王女だったようだが、小さい頃に同盟国に滅ぼされる。そのまま魔女の森に逃げ込んだ。
71代目白き魔女が死んでしまったのでリオーフェが72代目白き魔女となった。薬草についての知識はピカイチ。



□エカテリーナ・ルクセンブルグ
【第一章二話】から登場
十三姉妹(グランドシスターズ)の一人。黒き魔女として絶対の権力を持っている。性別は女。
自分主義者でよくリオーフェを振り回している。意外と仲間思い。リオーフェの紅茶とマーフィンが大のお気に入り。
世間では有名な家柄でもある。噂では最強最悪の魔女と言われることもしばしば。一番危険な人間です。



■レオン・グランジェス
【第一章六話】から登場
王国の第二王子。通称氷の王子で有名。敵には容赦がなく、冷たい性格をしているのは由来。性別は男。
小さき頃フィオーレとは出会っているらしいが?剣の腕前は最強。兄のルーベンツよりも優秀。
外見が良いせいかよく貴婦人にもてている。本人は不本意らしい。



■ルーベンツ・グランジェス
【第一章六話】から登場
王国の第一王子。レオンとは違い朗らかな性格の持ち主。基本的に戦争は苦手主義者。性別は男。
外見はあまりレオンには似ていない。が、瞳の色は同じ。基本的に頭脳派らしい。戦うのは苦手。
魔女狩りの制度に不満を持つ一人でもある。



■クロエル・フェイン
【第一章七話】から登場
嘗てリオーフェの国で兵士として働いていた青年。忠実心に長けている。性別は男。
今は王国で兵士として働いているが、リオーフェが生きているのを知って何かを考えている様子。
生真面目で仁義に尽くすタイプらしい。今でもリオーフェを慕っている。



□カミューラ・ケニストン
【第一章九話】から登場
通称雨蛙。リオーフェが72代目白き魔女になることを余り快く思っていない人物の一人。性別は女。
「黄昏の妙薬」を作れなど言って色々な災難を吹っ掛けた人物でもある。だが、最終的にエカテリーナが粛正した。
根性が腐っているタイプかもしれない。十三姉妹(グランドシスターズの一人)



□サーシャ
【第一章一話】から登場
71代目白き魔女。フィオーレの育ての親と言っても過言じゃない。基本的に優しい女性。性別は女。
偉大な功績を残すなど結構活躍していたらしい。エカテリーナとも仲が宜しかった様子。
どんな人間でも助けるという理念の元薬を作っていた寛容な心の持ち主。その意思はリオーフェにしっかり受け継がれている。



□ロリッシェ・フィルミ・グローカス
【第二章二十六話】から登場
初代白き魔女と自ら名乗った女性。常に謎を身に纏い不思議な雰囲気を漂わせている。性別は女。
王国に古くから仕えるグローカス家の当主でありながら屋敷を不在にすることが多々ある。
サーシャとも知り合い。エカテリーナも一応敬ってはいるが酷い言われようをされている。



■シャルウェイト・ルヴレイン
【第三章三十三話】から登場
ルヴレイン王国の初代国王。人を惹きつける不思議な魅力を持っていたらしい。性別は男。



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