沈黙の赤い花 それは変わることを恐れた魔女と氷の王子と呼ばれた王子のお話
第一章 世界からその存在を拒絶された魔女の話
第二章 過去の楔が今も忘れられない魔女の話
第三章 結局厄介事から逃れられない魔女の話
第四章 善と悪の境で未来を決める魔女の話
第五章 愛していると囁かれた魔女の話
NO.060 新たなる道 | NO.061 魔女の助言 | NO.062 君の選んだ未来 |
□フィオーレ
【第一章一話】から登場
本編の主人公。「異端者」はすべて「魔女」と呼ばれ虐げられる時代に生まれた主人公。性別は女です。
大事な物は老婆にもらった白いマフラー。特技は薬草を駆使し薬を作ること。
昔は名も知れぬ小さな国の王女だったようだが、小さい頃に同盟国に滅ぼされる。そのまま魔女の森に逃げ込んだ。
71代目白き魔女が死んでしまったのでリオーフェが72代目白き魔女となった。薬草についての知識はピカイチ。
□エカテリーナ・ルクセンブルグ
【第一章二話】から登場
十三姉妹(グランドシスターズ)の一人。黒き魔女として絶対の権力を持っている。性別は女。
自分主義者でよくリオーフェを振り回している。意外と仲間思い。リオーフェの紅茶とマーフィンが大のお気に入り。
世間では有名な家柄でもある。噂では最強最悪の魔女と言われることもしばしば。一番危険な人間です。
■レオン・グランジェス
【第一章六話】から登場
王国の第二王子。通称氷の王子で有名。敵には容赦がなく、冷たい性格をしているのは由来。性別は男。
小さき頃フィオーレとは出会っているらしいが?剣の腕前は最強。兄のルーベンツよりも優秀。
外見が良いせいかよく貴婦人にもてている。本人は不本意らしい。
■ルーベンツ・グランジェス
【第一章六話】から登場
王国の第一王子。レオンとは違い朗らかな性格の持ち主。基本的に戦争は苦手主義者。性別は男。
外見はあまりレオンには似ていない。が、瞳の色は同じ。基本的に頭脳派らしい。戦うのは苦手。
魔女狩りの制度に不満を持つ一人でもある。
■クロエル・フェイン
【第一章七話】から登場
嘗てリオーフェの国で兵士として働いていた青年。忠実心に長けている。性別は男。
今は王国で兵士として働いているが、リオーフェが生きているのを知って何かを考えている様子。
生真面目で仁義に尽くすタイプらしい。今でもリオーフェを慕っている。
□カミューラ・ケニストン
【第一章九話】から登場
通称雨蛙。リオーフェが72代目白き魔女になることを余り快く思っていない人物の一人。性別は女。
「黄昏の妙薬」を作れなど言って色々な災難を吹っ掛けた人物でもある。だが、最終的にエカテリーナが粛正した。
根性が腐っているタイプかもしれない。十三姉妹(グランドシスターズの一人)
□サーシャ
【第一章一話】から登場
71代目白き魔女。フィオーレの育ての親と言っても過言じゃない。基本的に優しい女性。性別は女。
偉大な功績を残すなど結構活躍していたらしい。エカテリーナとも仲が宜しかった様子。
どんな人間でも助けるという理念の元薬を作っていた寛容な心の持ち主。その意思はリオーフェにしっかり受け継がれている。
□ロリッシェ・フィルミ・グローカス
【第二章二十六話】から登場
初代白き魔女と自ら名乗った女性。常に謎を身に纏い不思議な雰囲気を漂わせている。性別は女。
王国に古くから仕えるグローカス家の当主でありながら屋敷を不在にすることが多々ある。
サーシャとも知り合い。エカテリーナも一応敬ってはいるが酷い言われようをされている。
■シャルウェイト・ルヴレイン
【第三章三十三話】から登場
ルヴレイン王国の初代国王。人を惹きつける不思議な魅力を持っていたらしい。性別は男。